3月3日 桃の節句。
生憎の雨の川崎(横浜鶴見)。
あああー川崎は~
今日は~ 雨だった。
うちは息子が二人なので、桃の節句は無縁。
一昔前の玉柄玉口外径は、約16mm。
であるから、枠のツラもインローもシッカリした太さだった。
しかし、この10年近くは竹材の関係で、16mmを超える玉口は無い。
15mm台。
細いと15mmを割る。
開いた玉柄の玉口に枠のインローを合わせるだけならば何て事はないが、玉柄玉口の太さと玉枠のコブとのバランスが大切だと思っている。
そう言うある意味「異常」な拘りがあると、カネにもならない事をするのが専門店の宿命である。

削り落したのは「モミ」であるが、カヤや杜松になるとこれまた時間を要する。
脇の下を削り落として面を合わせるだけならば何て事はないのだが、
全体を削るとなると、これまたかなりの手間である。

コブの厚みがどれだけ違うかがお判りでしょうか?(右)
これもひたすら削るのですw
そして網を装着することも考えて、形状によってはスリッドを入れます。
アーチ形だとスリッドを入れないと網がグラグラと動いてしまいます。

これは↑玉柄に取り付ける枠ではなく、こういう状態にして用意しておくという事です。
この枠に御指名が入った時に、、
『玉枠A子さん、A子さん、3番テーブルに御指名です』とアナウンスされると
玉柄に合わせて再度微調整をかけるというシステム。
ただし、現在保持された形状を削るという事は、左右の枝を動かす原因にもなるので、ここは感が必要となる。
こうして出来上がった「素」の枠を込み合わせをして、塗装をして、網を取り付けています。
※入荷枠の種類により、作業は異なります。
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