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執筆者の写真: おいちゃんおいちゃん

1月に横浜で開催された釣りフェス出展品の「楽勇心」掛玉セットを販売しました。


枠を取り付けていて、こんな時期になってしまった。

この様な「セット販売」にするとお客様は予算的にも、選択肢的にも、買いにくいかと思いますが、道具屋をやっていますと「バランスのいい一組にしたい」想いが生じるのです。

別に備品まで初めから装着して儲けようなどという気持ちは、1ミリもありませんw


粉だらけになって取り付けて、塗装に出して、黒網だとベタなので柿渋調の茶色い網を引っ張り出して(9寸2mm手すき)、キマッテルと思います。

はい。


夢グループを意識して、「安~い、社長、うれし~い」並みで、仕入れ価格は度外視したセットになります。


※竹張り下地の「緑乾漆塗り」は、楽勇心の展示会仕上げの色だそうです。

執筆者の写真: おいちゃんおいちゃん

コロナ禍で生産が止まり、ウクライナの戦争で原反価格が高騰して、製作ができなかったシートがようやく入荷しました。



以前はノベルティ品で扱い、オノダケースを購入された方にプレゼントしていましたが、ご要望が多いので、恥を忍んで販売することにしました。

銭ゲバですw


以前のシートよりも良質な生地を使用しています。

この縁縫いが大変なんです。

日本の町工場ですべて仕上げています。


カラーはロール一本を買い上げてますので、オリジナルカラーになります。

今回の入荷は30枚。

100枚ほどで終わりになります。


執筆者の写真: おいちゃんおいちゃん

3月3日 桃の節句。

生憎の雨の川崎(横浜鶴見)。


あああー川崎は~

今日は~ 雨だった。


うちは息子が二人なので、桃の節句は無縁。



一昔前の玉柄玉口外径は、約16mm。

であるから、枠のツラもインローもシッカリした太さだった。

しかし、この10年近くは竹材の関係で、16mmを超える玉口は無い。

15mm台。

細いと15mmを割る。


開いた玉柄の玉口に枠のインローを合わせるだけならば何て事はないが、玉柄玉口の太さと玉枠のコブとのバランスが大切だと思っている。

そう言うある意味「異常」な拘りがあると、カネにもならない事をするのが専門店の宿命である。




削り落したのは「モミ」であるが、カヤや杜松になるとこれまた時間を要する。


脇の下を削り落として面を合わせるだけならば何て事はないのだが、

全体を削るとなると、これまたかなりの手間である。




コブの厚みがどれだけ違うかがお判りでしょうか?(右)

これもひたすら削るのですw


そして網を装着することも考えて、形状によってはスリッドを入れます。

アーチ形だとスリッドを入れないと網がグラグラと動いてしまいます。




これは↑玉柄に取り付ける枠ではなく、こういう状態にして用意しておくという事です。

この枠に御指名が入った時に、、

『玉枠A子さん、A子さん、3番テーブルに御指名です』とアナウンスされると

玉柄に合わせて再度微調整をかけるというシステム。


ただし、現在保持された形状を削るという事は、左右の枝を動かす原因にもなるので、ここは感が必要となる。


こうして出来上がった「素」の枠を込み合わせをして、塗装をして、網を取り付けています。

※入荷枠の種類により、作業は異なります。

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